クライアントに好印象を!ビルの外観・内装がビジネスに与える影響
公開日 2022.03.07 更新日 2024.07.08
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- クライアントに好印象を!ビルの外観・内装がビジネスに与える影響
初めて会う人に与える第一印象と同様、ビルの外観・内装は企業のイメージづくりに欠かせない大切なものです。お客様が来訪された際に良くない印象を与えてしまうと、今後のビジネスに差し障る可能性もあるでしょう。
今回はビルの外観・内装がビジネスに与える影響について解説します。クライアントに良い印象を与えたい、あるいは社員のモチベーションを上げたい方はぜひ参考にしてください。
<目次>
■ビルの外観が来訪者に与える影響
ビルの外観は来訪者が企業に持つ印象を左右します。具体的には次のような点で違いが生まれるでしょう。
〇クライアントに与える安心感
ビルの外観が良くない場合、来訪したクライアントが自社に対してマイナスイメージを持ってしまう可能性があります。せっかく優れたサービスを提供しても、クライアントに信用してもらえないと今後の取引に差し支える可能性もないとはいえません。
来訪者が「この会社ならば取引をしても大丈夫!」と思えるような、好印象を残せる外観のオフィスビルが良いでしょう。
〇会社の個性をアピールできる
従来の企業のビルの外観やオフィスの内装というと、何の変哲もない外観であったり、内装は机や什器などが並んでいたりすることが多いものでした。しかし、近年ではまるで自宅のリビングやオシャレなカフェにいるかのような、ナチュラルな雰囲気のオフィスも少なくありません。
企業イメージに合ったビルの外観やオフィスの内装を選ぶことで、クライアントに自社のコンセプトを伝えることができます。
■エントランスなどを含めたビルの外観で好印象を与えるコツ
エントランスなどを含めたビルの外観で来訪者に好ましく感じてもらうには、「清潔感」「有人受付」「自然を取り入れる」などいくつかのポイントがあります。ポイントの詳細について、ご紹介していきましょう。
〇清潔感
好印象を与える際に重要なのは、「清潔感がある」という点です。初めてオフィスを来訪する人が最初に目にする場所は、エントランスをはじめとするオフィスの外観です。それらがきれいに清掃された美しい状態であれば、来訪者に好ましい印象を与えられるでしょう。室内ももちろんですが、エントランスを整理整頓しておくことで、きちんとした会社であることがアピールできます。
〇有人受付
近年のスマートオフィスでは、最先端のテクノロジーを利用したセキュリティ対策が完備されています。しかし、システムだけでは来訪者を温かくお迎えすることはできません。有人受付による「おもてなしの心」も安心感を与える材料となります。ビジネスは「人が人を呼ぶ」ということもあり、人気のない場所には人が訪ねてくることが少なくなるでしょう。受付に人が存在しているだけで、来訪者に安心感を得られます。
〇自然を取り入れる
オフィスの外観というと無機質なイメージがありますが、それでは人の心が休まることはありません。外観の雰囲気にも自然を取り入れるとよいでしょう。木の素材や植物をオフィス内に採用すると、自然を身近に感じられる安らぎの空間を演出できます。植物や水など自然の要素を取り入れる「バイオフィリックデザイン」は、社員にはもちろん来訪者にも好印象を与えるのに効果的です。
■優れた内装デザインは従業員にとってもプラス
オフィスの内装デザインが良いと、そこで働く従業員にもさまざまなプラス効果を与えます。ここでは、4つの「幸せポイント」についてご紹介しましょう。
〇採用活動にも有利
近年では「働く場所で企業を選ぶ」人も少なくありません。ウェルビーイング(肉体的、精神的、社会的に満たされた状態)の考え方がビジネスにも導入されるようになり、社員が快適に働ける良好な職場環境づくりが増えつつあります。
そのため、「働いている時間が楽しめるオフィス内装」は採用活動にも有利となり、ひいては離職率の低下にもつながることが期待できます。
〇モチベーションが上がる
一般社団法人日本オフィス家具協会の調査によると、「オフィス環境の良し悪しは、仕事に対するモチベーションに影響する」という設問に対し、「そう思う/ややそう思う」と答えた人が約7割いました。お客様を迎えるときに自慢のオフィス内装として紹介できるような、高級感のある落ち着いたデザインは素敵です。従業員は「ブランド価値の高い会社で働いている」という満足感を得られるでしょう。社内の雰囲気も良くなりモチベーションがアップするはずです。
〇仕事にメリハリがつく
従業員が職場に来て最初に目にするのはオフィスの内装です。個性的な見た目の内装は所属意識を強くし、仕事への集中力を高めるでしょう。また、休憩するときは仕事ゾーンと区分けされたリラックスできる空間で、ゆっくりくつろぐことも必要です。心身の疲れが取れることにより、メリハリをつけながらオフィスワークに取り組めるようになります。
〇自然を感じて幸福度が上がる
オフィスの内装をウッド調にしたり、観葉植物を配置したりすることで、ビルの中とは思えないような自然を感じることが可能です。人は緑などの自然を感じると幸福度が上がります。ランカスター大学のケイリー・クーパー博士が行った調査によると、職場に足を踏み入れるときに幸せを感じる人の割合は職場内緑化空間がある場合は15%、ない場合は9%と、大きな差が出ました。
職場に自然を取り入れることで働く人の心身の健康を増進し、前向きな気持ちでオフィスワークに取り組めるようになるでしょう。
■オフィスの外観・内装デザインや雰囲気は働く人の心身に影響する
人は良好な環境に身を置くことで自分の能力をフルに引き出せるようになります。そのためビルの外観や内装の雰囲気が良いオフィスを選ぶと、働く人の心身にプラス効果が現れるでしょう。来訪者にも好印象を与えられます。
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