(左より)株式会社ミライフ 妹島祐子氏、市川待子氏、佐藤雄佑氏、佐伯亜紗美氏

今回はH¹Oを利用する企業さまに、入居を決めた背景や、その使い心地について聞いていきます。

「働く、生きるを、HAPPYに」をミッションに掲げ、キャリアコーチング、人材紹介事業や「ミライフキャリアデザイン」というキャリア教育プログラムを実施している株式会社ミライフの代表 佐藤 雄佑 氏・佐伯 亜紗美 氏(以下、敬称略)にお話を伺いました。

オフィス移転のきっかけ:コロナウイルスの影響で会社に行く機会が減ったため
H¹Oに決めた理由:
社員数増加に応じた柔軟な対応
入居による課題解決:
出社する価値を再定義し、社員が自然体でいられるようになった

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<目次>

移転の決め手は社員数増加への柔軟な対応

──事業内容について教えていただけますか?

佐伯:ミライフは2016年に創業した人材エージェント企業です。「子供達のためにワクワクする未来を創る」をビジョンに掲げて、人材紹介事業とキャリア教育事業、研修事業などを行っております。

佐藤:初年度は僕がフリーで動く活動を中心にしていました。その頃に出版もしています。2年目以降に今の本業であるエージェント事業をスタートし採用を開始。私自身はリクルートで12年ほど人材の仕事をしていたので、その分野を得意としています。

人を採用し始めてからは、渋谷にマンションオフィスを借りました。1LDKのオフィスに机を並べて、キッチンもあって、家で仕事をしている感覚だったのを覚えています。その後、2019年12月に渋谷のスクランブルスクエアにWeWorkが新設された時に、WeWorkに移転しました。

──ご移転のきっかけについて教えていただけますか?

佐藤:コロナウイルスによる影響が移転のきっかけでした。出社もしないし、来客もないのに高い家賃を払い続けるのに違和感を覚え始めました。

またWeWorkではセミナーのようなイベントをやることも多く、セミナースペースが使える点が気に入っていました。しかしコロナウイルスの影響でイベントが無くなり、社員数名でオシャレな空間にいるだけではもったいないと感じていました。

それに加えて、私たちはコロナ禍にもかかわらず採用を強化しました。この時期は働き方やキャリアに悩む人が増えて相談も多く集まっていたので、「これだけ相談が多いということは良い人が採用できるのでは?」と逆張りをしました。

それで佐伯が入ってくれたのが2020年11月、その他にも4人が同時期に入ってくれ、WeWorkに人が入り切らなくなるという事件が起こります。

ちょうどその頃にH¹Oの方をご紹介いただきました。その流れで渋谷神南と渋谷3丁目のH¹Oの内覧に行くことになったのですが、1つ目に行った渋谷神南の印象がとても良く、メンバーの意見も全員一致ですぐに移転が決まりました。

──H¹Oを選んでいただいた決め手はなんでしょうか?

佐藤:一番の決め手は人数が増えた時の柔軟性です。当時、採用していくと社員数が7名ほどになる予定でしたが、まだまだ増えていく可能性もありました。その時に環境をどう変動できるのかが重要で、H¹Oはその点において柔軟性があると考えたのが理由です。

ちなみにWeWorkは登録人数で家賃が決まる制度でした。単純に部屋を借りる家賃ではなく、何名登録するかで費用が決まります。つまり、社長であってもアルバイトであっても1人の費用がかかってしまうということです。

それに対し、H¹Oは部屋で家賃が決まり、そこに入る人数は自分たち次第という柔軟性があります。実はまた社員数が増え、1月に8階の部屋から10階へと移ることが決まりました。このようにH¹O内で柔軟に部屋を移らせてくれるという点にも魅力を感じています。

さらに移転するにあたって、オフィスに来る価値を再定義しました。

まず1つ目のオフィスに来る価値は、仲間と顔を合わせて会話をするためです。在宅勤務も当たり前になった中で、「出社をする」ことのあり方が大きく変わりました。仲間と会って、会話をするにはH¹Oは最適の環境です。

月に1度や2度、社員全員でH¹O渋谷神南の横にある代々木公園でランチをしています。公園に敷物を持っていき、お弁当を買って、とても良い雰囲気です。

佐伯:女性社員の中で特に好評だったのはH¹O渋谷神南の緑の多さです。エントランスがアロマの良い香り匂いがしていたのも印象に残っています。。

佐藤:
オフィスに来る価値のもう1つは健康のため。在宅が続いていると1日の活動量がどうしても減ってしまい、健康に悪い。新しいH¹Oのオフィスは駅から少し歩くことになりますが、、在宅で歩数が減っている中、あえて、少し歩くくらいがちょうどよいのではないかという考え方をしました。通勤ではなく、散歩という発想の転換ですね。

佐伯:
私は原宿から歩く道はとても良い散歩道だと思っています。代々木公園の隣を抜け、ケヤキ並木を通るルートだと喧騒がないのです。わざと遠回りをすることもあるほど、遠くて面倒だなと思ったことは1回もありません。

──実際にH¹Oをどのように使っていますか?

佐藤:1階、2階の個室で打ち合わせをして、あとは自分たちの執務室の中で仕事をしています。軽い打ち合わせをする時には8階のラウンジスペースを使うこともあります。

佐伯:
私は基本的に執務室で仕事をしていますが、集中力が切れた時には1階のスペースや、水の流れる音が聞こえる2階の席で仕事をして、気持ちを切り替えています。そこには緑があって落ち着きますし集中もできます。

ちなみに1階のカフェスペース(HUMAN FIRST SALON※)にはお花が飾ってあります。そのお花で季節の移り変わりを感じることもできますし、新しいお花が飾られているのを見つけるのが楽しみの1つでもあります。

※HUMAN FIRST SALON(ヒューマンファーストサロン):H¹O渋谷神南1階にある会員様向けのサロンのこと。カフェスペースとして、休憩時間や打ち合わせなどにも活用することができる。

──H¹Oご入居前後で何が変わりましたか?

佐藤:社員数が増えていくフェーズで移転したので、全員出社してもオフィスで話ができるのは良い環境になったと感じています。WeWorkの時にはそうやって集まること自体が珍しいことでした。

加えて健康を大事にできるようになりました。私や佐伯は自転車で通勤することもありますが、通勤が個人の健康にとって良いものになり、発想を転換することで健康のために不便を楽しんでいる感覚があります。

佐伯:私はWeWork時代に入社をしているのですが、その頃は少し背伸びをしている感覚がありました。ただH¹Oに移ってからは緑がいっぱいで、会社で輪になって話ができるようになり、すごく自然体で過ごせています。

性格の良い会社として、目の前の人のためになることをやり続ける

佐藤:まずは私たちの会社を性格のいい会社にしたいと考えています。私は『いい人材が集まる、性格のいい会社』という本を出しているのですが、性格のいい会社というのは“働きがい”と“多様な働き方”を大切にしている会社のことです。そういう会社を作ればいい人材が集まってくると信じています。

そして社内では「売上ありき、規模ありきではなく、まずは目の前の人に価値を提供し続ける」という話をしています。売上ありきになると数字のために仕事をするようになりますが、目の前の人のためになることをすると決めていて、それを社員が同じ気持ちでやってくれています。そして助けられる人を増やしていった先に、「人材業界を変えるゲームチェンジャー」になりたいと考えています。

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